リハビリテーションセンターQ&A
<ご不明な点がある場合はお問い合わせください>
● 生活リズムを取り戻したい方
● 人付き合いの練習がしたい方、相談ができるようになりたい方
● 同じ悩みや不安を持つ仲間とのつながりを求めている方
● 生活の中でのやりがいや、生きがいを探している方
● 再発を予防したい方、心身の自己管理が出来るようになりたい方
● 地域で安定した生活を送れるようになりたい方
● 働くことに向けて準備したい方
● 職場に復帰することを目指している方
● 月曜日から土曜日まで週6日間開催しています
● 曜日登録制です(相談して決めた曜日を毎週通う形式です)
● 二通りの利用方法があります
・1日利用(デイケア) 午前9時半~午後3時半の6時間
・半日利用(ショートケア) 午前9時半~12時間半 あるいは 午後12時半~午後3時半の3時間
● 曜日ごとに様々な活動を行います
・考えること(認知機能リハビリ、認知行動療法)
・働く準備(就労準備プログラム、リワーク関連など)
・人とのかかわり(コミュニケーショントレーニング、SSTなど)
・体を動かすこと(ウォーキング、卓球など)
・学ぶこと(健康、防災、暮らしなど)
・楽しむこと(手芸、文芸、制作など)
・暮らしに役立つこと(夢を叶える準備プログラム、調理、ボランティアなど)
※詳しくはデイケア月間プログラム表を参照ください。
① まずは主治医・看護師・ソーシャルワーカー等の身近なスタッフにご相談ください。その上でリハビリテーションセンターの見学にお越しください。
② リハビリテーションセンタースタッフから当センターについての説明を行います。利用目的や頻度・登録曜日などの確認も行っていきます。
③ その後、主治医が現状を踏まえて必要性など総合的に判断し利用開始となります。
・リハビリテーションセンターは入院中から利用を行うことも可能です。
・他の医療機関に通院されている方も相談の上、必要な手続きを経て利用できます。
・交通手段のない場合対象エリア範囲内であれば、送迎を利用することもできます。
(エリアはスタッフに問い合わせください)
● 利用される方の目標に合ったグループに参加できます。
● より効果的で専門的なリハビリテーションを受けられるよう、3つのグループをご用意しました。
<①生活充実型グループ>
リハビリテーションセンターを生活の一部に位置付けて、健康的な生活の安定を豊かさを求め、リハビリテーションセンターの仲間とともに希望と夢の実現をめざしています。
<②目標志向型グループ>
いつかリハビリテーションセンターを卒業していくことを想定し、就職、就学、家庭での役割、地域社会への貢献などに向けて、自分の目標を探し、そのための力をつけていくことをめざしています。
<③復職準備型グループ>
復職する場所や期間が決まっており、復職や再休職予防のために必要な準備とトレーニングを行うことをめざしています。
★ ささえる
健康と望む暮らしをささえる
★ かなえる
その人らしく生きていくための夢や希望をかなえる
★ つながる
必要とする支援や仲間につながる
★ ひろがる
可能性と希望がひろがる
● 出来ます!
● 以下の手順が必要となります。
①通院中の医療機関の主治医に当院リハビリテーションセンターの利用を検討している旨をご相談ください。
②その後お問い合わせいただき、当院リハビリテーションセンターの見学日を調整します。見学時に利用目的の確認等もさせていただきます。
③見学後、通院中の医療機関の主治医に相談いただき、利用の希望がある場合は、当院初診をご予約下さい。この際、事前に通院中の医療機関より現在の状態などの情報提供をいただきます。
④当院の診察後、リハビリテーションセンタースタッフと具体的な利用についての相談を行い、利用開始となります。
※定期の診察や処方・緊急時の依頼は、かかりつけの医療機関にて主治医にご相談いただきます。
● リハビリテーションセンターは保険診療が適用されます。ご自身に合った制度を活用しながらリハビリテーションセンターを利用していただいています。
● 年齢に応じて個々の医療費の負担率が異なります。
● ほとんどの方は医療費が1割負担となる自立支援医療を利用されています。
● あります
・ 公共交通機関のご利用が難しい方、お一人で通うことに不安のある方に、車による送迎も行っております。
・ 現在送迎の対象範囲は、おおむね病院より片道15分程度までとなっております。
・ 待ち合わせの場所と時間を決めて、送迎車が伺うバス停方式を行っております。
・ 電車やバスを利用して、公共交通機関で通う事もリハビリの一環と考えております。
・ 安全を第一により良い利用法で、リハビリテーションセンターに通えることを考えております。
※プログラムの参加は強制ではありません。自分の利用目的に合った過ごし方や、リハビリの計画に沿って、個別活動に取り組んでいる方もおられます。
【例】
● 他のメンバーとの交流(会話など)
● 音楽鑑賞や動画鑑賞
● パソコンを利用した活動
● フィットネスルームでの自主トレ(エアロバイク、ルームランナー、筋トレなど)
● 休息
● 趣味の活動(読書、資格取得のための勉強など)
● 当院では、医師、公認心理師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士などでリハビリテーションセンターを運営しています。
● スタッフが協力し、連携しながら、利用されている方ひとりひとりの目的や目標に合わせたリハビリを提供します。
● また、身体のことで心配なことは看護師が相談を受け、制度やサービスの手続きは精神保健福祉士が対応するなど、それぞれのスタッフの専門性を活かした支援を行っています。
● 実現したいことや心配なことがあり、相談したい場合は、お受けすることが可能です。また、必要な方は定期的に面談をすることができます。
● 当院リハビリテーションセンターは、曜日登録制です。月曜日から土曜日まで、週6日開催しています。
● 利用者の目的に応じて、主治医やリハビリテーションセンタースタッフと相談しながら、利用する日を決めます。
● リハビリテーションセンターの利用時間は6時間が基本ですが、3時間利用のショートケアも利用可能です。体調やペースに合わせて、活動スケジュールを検討することができます。リハビリテーションの進み具合に応じて、登録曜日を増やすなどの調整も可能です。
● スタッフは、『利用される方の暮らしにおける目線の実現と準備』のためのリハビリテーションの提供を目指します。
● 夢や希望の実現に向けて、どのようにリハビリテーションセンターを利用することが望ましいか、どのプログラムに参加すればいいのかなど、利用される方とともに話し合う時間を私たちスタッフは大切にしています。
実際に利用してみて、スタッフと一緒に振り返りながらリハビリを進めていくことをおすすめします。
実際に利用することで他の利用者さんとの交流がはじまり、緊張することもありますが、その日のうちに感じたこと、不安や心配事、また良かった点などを利用当初からスタッフと一緒に振り返り、次回利用日に安心して活動できるようにスタッフが支援していきます。
短時間での半日利用(ショートケア)(午前、午後の3時間)もありますので、あなたのペースで週1回から調節しながら増やしていくこともできます。
気軽にご相談ください。
リハビリテーションセンターでは、「このように過ごさなければいけない」というようなルール・決まりはありません。
利用者さんの数だけ過ごし方があると言っても過言ではありませんが、比較的多いのは
● 他の利用者さんと話す
● テレビを観る
● ひとりでぼーっと過ごす(休憩する)
● ご自身の趣味・好きなことなどに取り組む
といった過ごし方でしょうか。リハビリテーションセンターを利用し始めた頃は、時間の過ごし方で戸惑う方が多いように感じています。そうした戸惑いのお気持ちを含め、スタッフと一緒に相談しながら、自分らしい時間の過ごし方を見つけていきましょう。
プログラム以外の活動は以下のものがあります。
(それぞれの活動は、メンバーさんとスタッフとの話し合いにより内容を企画します。)
● DC行事
…お花見、BBQ、クリスマス会 等
● 個別活動
…パソコン操作 / 絵画 / ちぎり絵 / 運動 / 手芸 / 書写 / ユーチューブ鑑賞 等
● サークル活動(利用者主体でのグループ活動)
卓球(コーチが付き2回程指導してくれます。) / 手芸 / 麻雀将棋 / カラオケ / 音楽鑑賞 / 花壇園芸 / 映画鑑賞 / 文芸
※新しくサークル活動を作ることもできます。
フレンズは現在3つのグループに分かれて活動しています。
生活充実型グループ、目標志向型グループ、復職準備型グループに分かれており、利用される方の目的に合ったグループが選択できるようになっています。各グループによってリハビリのメニューも異なるため、目的や目標に合ったリハビリを行いやすくなっています。
リハビリテーションセンターでは、地域での暮らしに必要なリハビリを行っております。整形外科などでは生活に必要な動作の回復、新しい動作の獲得を目指すことがあります。精神科においても、生活に必要となる様々な機能、技能の回復や生活力の獲得などにより、暮らしの中にある希望の実現やその準備を行います。
入院中よりリハビリテーションセンターを体験し、退院後に始まる生活を想定し断続的にリハビリを活用いただけるようご案内しています。
主に、リハビリテーションセンタースタッフが担当しています。利用されている方が生活を送るうえで必要な情報は多様です。そこで、リハビリテーションセンターでは、研修会などのプログラムを通じて、外部講師による学びの機会を提供しています。例えば、「働く」というテーマでは専門機関の支援者や実際に働いている当事者の方を講師としてお招きしています。
“自分の暮らしにとって、必要な方と出会える場”。
私たちは、そのようなリハビリテーションセンターを目指しています。
リハビリテーションセンターを生活の中での主な活動場所としている方もいれば、希望する活動場所へ移行していく方もいます。
復職準備型グループでは職場復帰、目標志向型グループでは就職や進学といった形で、リハビリを経て卒業することがグループの特徴です。
生活充実型グループでも、自分のペースに合わせてリハビリに取り組みながら、希望する活動場所へ移行することができます。実現したい活動を見据えてリハビリに取り組めるように、私たちはサポートしています。
はい。「健康講座」「企画型研修」「運動プログラム」などがあります。暮らしに活かせる健康活動を一緒に考え、提案しています。
● 1つ目は当院ホームページや広報誌を見ることです。
ホームページには理念や目的が掲載されています。広報誌には毎月1つですがプログラム内容が紹介されています。
● 2つ目は実際に見学することです。
見学する際には主治医との相談が必要です。日程を調整し、30分から1時間ほどお時間を頂いて、案内や見学の経緯や利用を想定した際の目的の話をします。
上記の方法以外にも知る方法はあると思いますが、それぞれのリハビリテーションセンターによって理念やプログラムが違ったりするので、興味を持ったところのホームページを見たり実際に見学することが一番理解を深められるかもしれません。
一日の利用者は、全体の平均は約36名で、生活充実型グループで約21名、目標志向型で約9名、復職準備型で約3名、共同エリアで約6名です(令和4年6月現在)。
朝と帰りのミーティングや昼食時は、ホームルームに一堂に会しますが、プログラムでは数名の小グループにて活動を行うことが多いです。集団に入る事に不安がある方は個別活動から始め、プログラムへの参加の機会を徐々に増やしていくこともできます。利用を始める際に不安のある方はリハセンスタッフに気軽に相談ください。
自分のペースで少しずつ慣れていく事を一緒に考えサポートしていきます。
リハビリテーションセンター利用意向の有る方であれば、お受けしてますので、スタッフにお尋ねください。
目標志向型グループの一番の特徴は、グループの名前にあるように、それぞれの目標に向かって、卒業へ向けてリハビリに取り組んでいく点です。
令和3年度は、6名の方が目標を達成して卒業されました。
利用にあたっては、ご自身の目標をどこに置くかという、目標設定が重要になってきます。具体的な目標が思い浮かばないという方は、まずはスタッフとの面談を通じて、ご自身の夢・希望を話し合うところからスタートしてみてはいかがでしょうか?
当院には生活充実型グループ、目標志向型グループ、復職準備型グループと3つのグループがあります。それぞれ目的に沿ったプログラムを展開しています。利用される方の生活環境、目標に応じてリハビリを受けることが可能です。
途中でグループを変更したい場合は、まず、担当スタッフにご相談ください。担当スタッフと十分話し合った上で変更することをお勧めいたします。
リハビリテーションセンターを生活における主な活動場所として、継続して利用される方を対象にしています。リハビリテーションセンターでの活動を通して、心身の状態の安定や、豊かな生活が送れることを目指しています。
提供しているプログラムは、頭と体の体操、創作活動、調理、レクリエーションやリラクゼーション、健康講座など、多様に幅広く用意されいるのが特徴です。
利用される方の夢や目標の実現を見据えながら、その方のペースに合わせた利用頻度や活動を選択できるようにしています。
感染予防対策、拡大防止へのご協力をお願いしています。
ご自身だけではなく、他の方の健康のためにも配慮をいただけるよう、日々、取り組んでいるところです。
リハセンターを利用している時間内に他の社会資源を使うことはできませんが、利用していない時間や曜日には、他の社会資源を利用することができます。
実際に就労移行支援サービスや地域活動センター、訪問看護などを併用している方も多いです。
併用する場合でも、リハセンターを利用する目的をしっかりと考え、自身の夢や希望を叶えるための場所にしていけると良いと思います。
プログラムへの参加は強制ではありません。
リハビリテーションセンターに参加される一人ひとりの目的が違うように、利用の仕方もそれぞれです。
個別課題に取り組んでいる方、利用者同士の交流を楽しむ方、ゆっくり過ごす方など色々な過ごし方があります。
リハビリテーションセンターに参加する目的に沿った利用の仕方をスタッフと共に考えていきましょう。
ご利用できます。当院のリハビリテーションは「その人の暮らしにおける目標の実現とその準備」と考えております。
これからの生活にお悩みのある方で、何かできることがないかを相談することも「目標の準備段階」と捉えています。
目標を持つこと自体がつらい方もいらっしゃるかもしれません。多職種の専門スタッフが相談に応じながら、ともに悩みながら伴走していきます。お気軽にお近くのスタッフまでお知らせいただけることをお待ちしております。
リハビリテーションセンター全体でみると一日当たり約30人から40人(曜日によって前後します)の方が利用しています。
その中で3つの目的別のグループに分かれて活動をしています。同時に2つプログラムが開催されるグループもあったり、個別でリハビリをしている方もいる為、実際には少人数での活動になる事もあります。
リハビリテーションセンターのプログラムはセンターの職員だけでなく、他の部署の専門職の職員や、外部講師をお招きして開催するものもあります。プログラムでは症状のコントロールや生活の手助けになるものだけでなく、様々な文化や価値観に触れられるものも提供しています。